「クラシックゲーム大博覧会 1972-1985」は、ファミコン前後の日本の家庭用ゲーム機を特集した一冊です。
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内容は3つに分かれており、それぞれ[一体型ゲーム機][カセット交換式ゲーム機][ゲームパソコン]となっています。
ファミコンの発売が1983年なのですが、本書には1972年発売の「ODYSSEY」(アメリカ製で、日本国内でも少数が輸入販売)、1975年発売の「テレビテニス」(日本国内初の家庭用ゲーム機)以降のゲーム機が収録されており、ファミコン発売のずっと前からいろいろな家庭用ゲーム機が既に展開されていたことが分かります。
全ページカラーで写真がメインの構成となっているため、各ゲーム機の外観や質感等をしっかり確認することができます。
また、紹介文も、量は少ないながらも簡潔で、ポイントが押さえられている印象です。
以下は一読しての感想となりますが、上記の日本初の家庭用ゲーム機「テレビテニス」で早くもテレビとの接続がワイヤレスになっていたり、初期は電池で稼働するタイプのものが多かったのが各家庭の金銭的な負担を少なくするためにACアダプターを採用するものが増えてきたりと、内容自体にも興味深い点が多々ありました。