幽光 別館(旧:ゲームの窓は半開き)

スマホゲームなどの紹介(アフィリエイトあり)の予定でしたが、昔の作品に関する話が多くなっています。

ボードゲームに採用されている仕組みなどについて分類・整理・紹介してある一冊(「ゲームメカニクス大全 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け」)

※下が電子書籍です。

 

「ゲームメカニクス大全 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け」(翔泳社)は、ボードゲームに登場するさまざまな仕組みなどについて、分類・整理・紹介してある一冊です。

「ゲームの構造」「アクション」「解決」「移動」「エリアコントロール」「セットコレクション」など、13の章に分かれており、それぞれの章が複数の項目に分かれています。

たとえば「ゲームの構造」では、「対戦ゲーム」「協力ゲーム」などのほかに「裏切り者ゲーム」「シナリオ/ミッション/キャンペーンゲーム」「レガシーゲーム」など、全部で10の項目に分類されて紹介されています。

単に分類・整理してあるだけでなく、さまざまなゲームでの実例も多数、紹介してあるため、同じくくりの中でのいろいろなアイデアに触れることもできます。

600ページ近い分厚い本ですので一気に読もうとすると大変ですが、巻末の「訳者あとがき」にオススメの読み方が書いてありますので、そちらを参考にされるのもよいでしょう(※583ページの「章立てについては、」から始まる段落にあります)。

いわゆる読み物的な意味でおもしろい本ではないのですが、ボードゲームやゲーム自体の仕組みについて知識を得たり、理解を深めたい方にはおすすめの一冊です。